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なごんふたたび

以前買ったなごんの枕草子、またときどき読んでます。(相変わらず「せいしょう・なごん」と読んでしまう私・・・間違ってます)

虫について語っている段で、「蟻は、とても気にくわないものだけれど、身軽さはこのうえなくて、水の上などをすらすらと歩いて行くのは面白い」という文が、なごんらしくてとても好きです。
嫌いでも、良い所はちゃんと評価するなごん。それでこそなごん。

もう「枕草紙」ってタイトルじゃなくて、「なごんの俺的美学」とか「なごんの言いたい放題」とかにした方が分かりやすいんじゃないかな、と思います。

そういや「めったにないもの」の段で「舅にほめられる婿。また、姑に可愛がられるお嫁さん。毛がよく抜ける銀の毛抜。主人の悪口を言わない使用人。」という文があって、解説で「ここで「銀の毛抜」を持ってくる感覚が普通ではない」と書かれているんだけど(褒言葉のニュアンスで)、女性としてはわりと自然なような・・・確かに他のと並べるとちょっとはずれてるけど。男性(解説は男性)からしたら、なんでやねんなのかな。